ネコと暮らす天然人!

移住したのに又、移住?!

ながーーーーーーい犬の話!?

おこしやす~~~他の表現はないの?

今のところ取敢えずこれで失礼しておりますです(-_-;)

 

物事には何をやるにしてもきっかけがあります。

カントリーミュージックにはまるきっかけは以下の文面でお察しを。

 

幼少期より私の傍には犬がいました。

ミックス犬(いわゆる雑種、現代では雑種の事をミックスって言うんですって!)結婚してから子供がいたので犬を飼うことに。当時は借家でしたが庭も広くナシ園が近くにある所でした。

テレビで犬の映画やドラマばかり観てました。

そのうちに犬が飼いたくなり野良犬でもと思ったんですが犬が辺りにいません。なのでペットショップで買いました。コリー犬です。ふさふさの毛並、優しい目、生後三か月位での購入でした。格好の子供の遊び相手になって。「名犬ラッシー」が人気の時代。

 

しかし、気立てが良すぎて番犬にはならず誰にでも愛想を振りまき餌が欲しい時だけ控えめにワンっていうだけ。

 

優しいので子供の相手には安心でしたけど。

しかし、予防接種をしていたにも係らずフィラリアになって死んでしまいました。家族みんなで悲しみました。

 

しばらくすると又、犬が欲しいと子供が言い出し、今度はシェパードを買いました。「名犬リンチンチン」が流行っていたころ。テレビに相当影響されてましたね(笑)

 

シェパードはコリーと違ってしっかりした犬でした。

家族以外の人間は皆、敵とみなします。郵便配達の人にも噛みつきそうに!勿論、太い鎖でつないで犬小屋もしっかりしたものを置いてました。時には子供が背中に乗ったりで子守も出来る(当時子供は幼稚園児)安心な犬でした。

 

或るとき、珍しく野良犬が近くに姿を現したんです!

野良犬はこの辺にはいないと思っていたのでビックリしましたね、

その犬をみた我が家の犬が猛反応を示して鎖がちぎれるんじゃないかと思うくらい暴れました。危ないと思ったので夜は玄関に入れることにしたんです。朝は外に出して犬小屋の傍につなごうとしたときに凄い力で私の手から鎖をひきずったまま逃げたんです!

 

叫んだところで後の祭り、貼り紙したり近所の人にも探してもらったりでしたがそのまま消えました!

 

数か月経った頃、子供が叫んでいる声で庭に出てみると3,4頭の先頭に我が家のシェパードがいるではありませんか!親分が子分を引き連れて凱旋?!みたいな!

 

思わず犬の名前を叫びました!犬は私の顔を見つめましたが一瞬くるっと向きを変えると子分を引き連れてさっと去りました!鎖はつけてませんでした!

 

生きていてくれたんだ!良かった、って思ったんですがそのころは犬の取り締まりがきつくて捕まえて保健所送りです!あの犬の運命は!悲しかったです。子供も泣いてましたけど。

 

その後、主人が知り合いから犬を貰ってきました。

ミックス犬、雑種犬です。本当にお利口な犬でした。

間もなく東京に越すことになり犬は近所の人に譲りました。主人が工場を譲り受けることになりそこの2階に越すことになりました。300坪の工場は広く2階は空っぽだったのでリフォームで2階に部屋を作りました。

LDKは20畳位あったので子供たちは三輪車を乗り回して喜んでいました。こんなことならあの犬を連れてくれば良かったと思い出しては泣いてました。

 

その後、千葉県に家を購入して又、犬を買いました。

今度はヨークシャーテリアです。犬種は決めてなかったんですがペットショップに行って一目ぼれでした。

 

メスで生後6ヶ月位なのでお値段も少し安くなってました。大人しくて可愛い犬でした。そのうちに折角の血統書の犬なんだから子供が産まれてくればもっと賑やかで楽しいなって思って掛け合わせを頼みました。

そして4匹の子犬が産まれてそれは賑やかに楽しい毎日になったんです。子供も嬉しくて子犬を見せたくて友達を連日連れてきます。そのうちに友達の一人がこの子犬が欲しいって言い出したんです。上げる気もなかったんで初めは断っていたらその子の母親がやってきたんです。

 

「どうしても欲しい、譲って下さい、大事にします。看板犬にしたいので。」お店をやっていた人なんです。

娘の同級生の親ということもあり仕方なく譲りました。

いくらかの金銭を強引に置いていきましたが。

まもなくこのことが他の友達に広まり他の3匹についても懇願されて・・・・娘の友達がらみで断るのが難しくてついに子犬はすべていなくなりました。

寂しくなったんですが親犬がまだいるので今度、子犬が産まれたら絶対に離さず育てようと思っていました。

そんな矢先、庭に出た親犬がいつまでも帰ってこないので不安であちこち探しました。1日経っても帰らずバスの中に張り紙をしてもらって電柱に訪ね犬の張り紙もして懸賞金もつけて!結局、犬は行方不明のままとなりました。

 

近所の誰かが犬を隠しているかも?新聞配達の人が連れて行ったかも?散歩中の人がたまたま見かけて連れて行ったかも?妄想がいろいろと・・・

諦めてしばらくしたころ息子が友達から犬を貰ってきました。ミックス、雑種のオス、2歳位との事。

その友人の家で飼っていたけど他にも犬がいるし我が家で犬が居なくなったのを知ってどうぞ、というわけです。

メスでしたが気立てのよい優しい犬でした。

しかし、家族以外は敵なんですね、すべての外部の人間には猛烈に吠え立てます!近所から吠えすぎ!なんて苦情も来ました!息子は自分が貰ってきた犬なんで可愛がって散歩も進んでしていました。

 

そんな折、ある日、車のワイパーに紙がはさんでありました。「~~さんは犬がお好きな人とお見受けします。我が家にいる犬を面倒みてくれませんか?もし、引き受けて貰えないならこの犬は川に流します」えーっ!?何?なんですって!!!川に流す?なんていう事を言うんだろう!許せない!怒鳴り込んでやる!

(当時の私はかなり正義感に燃えていて理不尽な事は許せないんです!今は違いますよ!許せないことが沢山あっても怒鳴り込むようなことはしません、自分がレベルの低い人間になってしまいますから。悪い人間、嫌な人間には近寄らないようにしてます。さわらぬ神に祟りなし!顔を見ると嫌な人間、悪い人間て大体わかりますね、ここまで生きてくれば其のくらいは判ってくるものです)それでその家に行きました。まずは張り紙でそのような事を書くのは非常識、失礼極まりない、下手すれば脅迫?動物愛護精神という言葉をご存じない?相手は謝ってましたが。泣き落としという作戦に出てきました!犬が大好きなあなた以外に頼めない、我が家にはもう一匹犬がいて友人から押し付けられたこの犬の面倒は限界だし余裕もない、助けてやって下さい・・・・ですと。泣き落とし?そしてその犬を奥から連れてきました。えっ!何?何犬?生後3ヶ月くらいとか。チャウチャウです!真っ茶色のふかふかもわもわのぬいぐるみみたいなオス犬!大きくなるので飼いきれないという理由もあったんですね、今までの怒りがどこかに(笑)私も変わり身早い!?わーっ!?ですね、神は私に味方した?ってクリスチャンじゃありません!で、結論は感謝されて私も喜んで?!相手にしてみればもってこいの私だったんですね、相手もさるものでした!

そして1年後、この可愛い犬は家族の命を救ってくれることになるんです!後日談といたします。

 

そうなんです、犬の映画がきっかけでカントリーミュージックを知り嵌ることに。

 

カントリーの歌手をいろいろ検索するうちに深みに嵌っていきました(笑)

 

初めて聴いたカントリー歌手がチャーリーリッチというわけだったんです!此処まで来るのに長かった?!

あーあじゃないですよね?!ちなみに「ベンジー」この映画,観ました?悲しい映画ではないのにこの犬の姿を見ているだけで泣けて泣けて・・犬って健気なんです(涙)

最後まで読んで戴けました?長い?省いた?どうでもいいですけどお付き合い有難うございました~~~ルンルン