ネコと暮らす天然人!

移住したのに又、移住?!

ふるーい夏の思い出!

ふるーい話、だけど夏と言えばこれを思い出す。

 

その①お化け屋敷で・・・・

お化け屋敷?古くないですか?!って言われそうですが私の心の中にしっかり入ってしまって出て行かないんですよ、

この事が(・_・;)

中学の時、又、古い!って。だから古い話なんで・・・

横浜の関内にある公園にお化け屋敷が出来ました。

その他の屋台のお店も沢山出て、いわゆる夏の風物詩みたいな感じなんです。

友人と二人で早速、恐いもの見たさで出かけました。

二人とも大の怖いものは苦手、だけど好奇心がめちゃくちゃ強くて怖いけど見たい?経験してみたい?やっぱりやめる?

みたいな優柔不断の態度でお化け屋敷の入り口でうろうろ・・そうしているうちに一組のカップルが入って行きました。

途端に二人にスイッチが入りすぐにその後に続きました。

中は真っ暗?!当たり前です。お化け屋敷なんだから。

煌々と明るいお化け屋敷なんてお化けだって出て来にくいですからね、その時、横からなんか出てきてヒャッとしたんです。二人そろってキャー、ギャーとか!前に行こうか戻って帰る?なんて言っていたらぼんやり前を行く二人連れ。

カップルです。

やったー!なんて喜んでこの二人に付いて行くことに。

このカップル、歩くの遅い、よく見ると女性がよろよろと彼氏にしがみついてるんです。私たちは目配せして男性のシャツ?だかズボンのベルトだかわからないけど掴めるものにしっかり手を!えっ?!男性が振り向きました。「すみません、掴ませてください、一緒にいさせてください」もう強引です。

隣の女性が多分睨んでいたかも知れないけどそんなことに構っていられません。この人に摑まっていないと私たちはお化け屋敷から出られない?!

男性にしてみればいい迷惑!左側に彼女、後ろに訳わからない、年齢も判らない二人の女性?私たちが中学生なんて知る由もなくね・・・3人をずるずると・・・

摑まった私たちは目をしっかりつぶり按摩さんの様に何かに摑まって。

時々、女性のキャーって言う声がするもこっちは目をつぶっているので何が出てきたのか、何を見て驚いているのか、時折男性もワーッ!とか言ったりしてね、そのたびに私たちの掴む手はきつく重く。然し、長い時間でしたね、

ただ目をつぶって何かにしがみついてよろよろ歩いて終了・・・出口に出てから男性にお礼と謝りました。

折角のデートを私共に邪魔されたんですから。

えっ?というような顔で私たちを見てましたけど。

そこそこにその場を離れました。

「暗くてよくわからなかったね~」二人の感想。

次の話は知人からの話。他人事なんですがこれも忘れられないおかしな話です。

その②知人が大学生の時に3人の友人たちと東京のどこかでやっていたお化け屋敷に行ったときの事です。

男同士なので肝試しやろうみたいな軽いノリで出かけたそうです。中に入ると平気な筈の皆は「気味悪いなー、やっぱり怖いよな?」なんて男にあるまじきの弱音連発!」ろくろっくび、

吸血鬼、ゾンビ、などなどで「よくできてるよなー」なんて余裕の会話。

そのうちに一人が「わーっ!!!」っていう叫び声出して何やらと格闘!他の二人は訳も判らず一目散に出口へダッシュ。そしてもう一人が出てくるのを待っていたとか・・・

そのうちに出口から頭に三角巾の白装束のゆうれいが。

三角巾に血が付いて。その後から青い顔の友人が出てきたのでどうしたのか訊いてみると「いきなり横から脅かしたから、殴った!」と。えーっ!何でまたそんなことを。

お化けは脅かすのが仕事。怖すぎて殴った!

驚いているうちにその幽霊役は倒れていて誰かが通報したらしく警察と救急車が。三角巾を血に染めて白装束のおばけは担架に乗せられて行った。その後3人は警察での事情調書取らされて。実行者はお見舞金を支払い、他の二人は目撃者ということで注意されたとのことでした。

然し、担架に乗せられた幽霊の姿が今も目に焼き付いているとはこの話をした友人から聞いたものです。

何だ、何だと野次馬が集まり担架の幽霊を見ていた光景も想像できて笑う話ではないですが正直、ぷっとしてしまいます。

どうぞ、何が有っても幽霊は殴りませんように・・・・・

夏になると思い出す話です。