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今週のお題「最近あったちょっといいこと」

「ちょっといいこと」についてお話したいと思います。

演劇塾なるものをプロの俳優さんが（現役でいろいろなドラマに出ています）指導でやっています。

その仲間は10代から70代までと幅広いです。

そしてその中の一人が今月に結婚します。お相手は60歳。

いきさつがそれぞれの別の地域の教会でボランティア活動していて偶然にということ。

これだけなら別に面白くもなんともない！ここからです。

この話は他の演劇メンバーは知らないことで先日、打ち上げが終わった後に彼とお茶をすることに。

その時に私だけに話すんだけどと言って話し始めた事なんです。

彼女は某病院経営の家族を持ちきょうだい、父親は医者、親族に某政治家の名前も。そして名門女子大、留学、多くの資格を持ち海外で会社立ち上げたが間もなくうまくいかず閉鎖。その後、親と上手くいかずアパート暮らしで一人でパートの仕事をいくつもやっていながらボランティアを。

この状態の時に彼と知り合ったわけです。彼はというと関西の有名大学卒業、一流企業に就職、家柄は医者の家系できょうだいは医者。

医者を嫌って一流商社へ行ったわけです。ところがお坊ちゃん育ちでのんびり、マイペース。

会社の流れに乗れずに退社。30年の勤務だったとか。

結婚はしていたので退職金を半分、相手に上げて離婚。

その後、まともな会社に勤めないでアルバイト。

お金がいい夜間の仕事で道路工事。主に真夜中。

誰にも知られない夜中。5年間続けてさすがに疲れて考えた時にお金の事をふと思いつき通帳のチェックを。

退職金の残りを投資に回していたことに気が付き計算したら何倍にもなっていたことに驚いたとのことで分譲マンションを購入、高級外車購入、あるお店のオーナーに。

そういう時に知り合った彼女で結婚する気はなかったそうです。あるとき偶然に夜遅く工場近辺で大きな思い荷を動かして働いてる彼女を見て何とかしてやりたいと思い結婚を決意したそうです。

それが去年の事だったとか。周りの人間は全員反対。

なぜならお嬢様育ちの彼女はお金の使い方が荒く収入があれば全部使ってしまう性格。

それを周りが心配したそうです。だけどそれは自分が気を付ければいいことだからと決めての結婚と言う話をしてくれました。

私としては「老後を一人でいるより誰かと寄り添いながら楽しく過ごしていくのが幸せなんだから結婚はいいことだと思う」と祝福しました。

彼は「あなたも独身なんだからいい人が見つかるといいね、誰か周りにいたら紹介しますよ」と言ってくれました。彼は演劇仲間では嫌われているんです。

遅刻常習、よれよれ服、いつも酔っぱらっているみたい、、、変わってる人とは思ってたのですが打ち上げでいろいろ話したらなかなかの好人物、優しい人だったんです。

結婚相手の彼女さん、いい人見つけましたね、心からお幸せを祈ります♡