ネコと暮らす天然人!

移住したのに又、移住?!

お題「とんでもない方向音痴~~~」

お題「とんでもない方向音痴のエピソード」

 

その1。隣の県へ行きたくないのに行った事!?

その頃、千葉県の市川という所に住んでました。

川を渡れば東京です。

或るとき秋葉原で女子会をやりました。

4人ほどでカラオケと食事と。

5時頃から集まってカラオケ行って夜10時頃に解散。

秋葉原なら車で40分もすれば家に着くので車で出かけました。この頃はスカイホークに乗っていた時期です。

皆と別れて自宅へ向いました。

そろそろ川も見えてくる頃と思っているのに川が見えてこない!時計を見たら11時を回っていて驚きました!

周りの景色がおかしいんです!

どこかの町を走っていてあたりの様子が見たことない風景?!もう真っ暗だし余計何だか判らなくて!

だんだん冷や汗が出てきて!

歩いてる人もいないし交番もないし!

根拠のない自信でこっちだろうと走ってました。

そしたら目の前を走っていた車のナンバーに習志野の文字が!市川は習志野なんです。助かったって思いました。

この車についていけば帰れると確信!

見失いようにしっかりついていきました。

他に車はありません!この車の後を私の車がしっかりと!真っ暗な中を2台の車が走っています。

客観的に見たらかなり怪しいです!危ないです!

多分、前の車の人、気が付いてると思うんですよね、

ひたすら一台の車が自分の後をついて来るんですから!

危険を感じたかもしれません!

後ろの車に何人乗ってるかも判らないし男か女かも判らないし。

こういう場合、男が運転と相場は決まってるから男と思っていたでしょうね、おまけに派手なスポーツカーです!

今でいうとあおり運転ですよね、こういうのって!

多分、そう思っているんだろうなってわたしは想像してましたが今更止めるわけにいきません!

ここで見失ったらわたしは家に帰れませんから!

どう思われたって家に帰るんだって強い決意のもと、必死でした!気が付くと相手の車は住宅街へ。

もう、市川市に入ったんだと解釈して安心しましたね、

その車は有料の駐車場に入ったんです。

そこでわたしは駐車場の入り口で車を停めました。

相手の車から男性が下りてきました。

そして、暗闇の中、じーっとこっちを眺めてから首をかしげて近くの家に入って行きました!

多分、変な人間にはかかわらないほうがいいと思ったんでしょう!

わたしは何か言われることを覚悟していたんですがね、

それで駐車場の入口に立っている看板を見たんです。

そしたら埼玉県草加市~~~の駐車場の文字が!

ここで始めてわたしは埼玉県にいるんだと実感しました。このとき時刻は午前1時を回っていました!

覚悟しましたね、今日は家に帰れない!

車の中で寝ようと・・・

しかし、車を停めて中で寝るのにどこがいいかです。

やたらな場所で寝るわけにいきません!

まして、この派手な車ですから!

もう少し走らせようと今度は寝る場所探しです!

そんなことより家に帰ることを考えたほうがいいでしょうと気持ちを切り替えて出発!?しました。

しかし、どっちの方向へ?

もうこうなったら開き直りです!

ガソリンスタンドで聞きたいと思ってもまだ閉まってます。交番は?其れも見当たらないんです!

トロールしているパトカーに見つけて貰いたいと思いましたね、家に電話しても誰も出ないんです!

日本中走っても構わないと思って自分の感?を頼りに走りました!ようやくうっすらと辺りも明るくなってきて周りの風景が見えてきました。

真っ暗の闇から脱出できました。嬉しかったですね、

ようやく周囲の道路の様子とか町の風景も判るようになったのでここはどこか辺りを見たら看板に東京都の文字が!東京まで来たからもう安心と思いました。

然し東京って言っても広いですから。ここがどこかです。それでよく見たら世田谷区でした!世田谷?市川までどのくらい?朝早いトラックも走り出しています。

そうだ、トラックの後を付いて行こうと思いました。

習志野ナンバーのトラックを見つけることに神経を集中!これって大丈夫って思ったんですが今度は大丈夫だって根拠のない自信です。

ひたすらやみくもにトラックを見つけるために走りました。どのくらい走ったのか、考える余裕などありません!そして、ついにその習志野のトラックを見つけたんです!ばんざーいです!

そして又、しっかりと密着?周りは明るいし相手は大きいしで見失うことは100%ありません。

トラックの後ろに派手な車が!どう思われたっていいんです、わたしは家に帰りたいだけなんですから。

しばらくすると見覚えのある川が見えてきました!

やったーって思いましたね、わたしの感は素晴らしいって!

今頃、素晴らしくたって自慢にもならない自分に気が付きもせずに自画自賛!川が見えたらこっちのものです。

トラックなどは目に入りません!帰れるもん?です。

それで帰宅できたわけです。

時間は午前4時頃だったとか?!家族は誰も起きてません!わたしがどんな大変な目にあっていたか?!

誰も知らない!そして、ベッドに潜り込みました!

あーあ、でした。

秋葉原で別れた友人たち、その後、わたしが大変な目に遭っていたとは想像もつかないでしょうね、

しかし、よく走りましたね、自分を褒めてあげたいものです!?